国士舘大学の取り組む小中高からのCPR教育とは

現在、日本では、11万2千人の人が突然の心停止によって亡くなっています。もっと多くの人がCPRを行ってくれたら・・そんな願いをこめてCPRを学校にひろめていきたいと思います。
応急手当てが行われるのはわずか30%前後しかありません。
AEDの普及は大事ですが、いまのところわずか1~2%1000人弱の人がAEDを使われているのみです。
そして、いつもあなたのまわりにAEDがあるとは限りません。
AEDが到着するまでの間に行うべき事、それは心肺蘇生法です。

私達は国民すべてが心肺蘇生法を実施出来るように、義務教育において心肺蘇生法を学習すべきと考えています。
この小中高校教育ではすでに文部科学省では 教育指導学専科に小学校高学年には「けがをしたときに応急手当てを出来る力」を教育すること。中学校では「AEDを含む心肺蘇生法が実施できること」高校では「高校で心肺蘇生法を教育なされるべき」ことが示されています。わたしたちはこれに基づいて小学校や中学校での命の重要性や人を助ける事の重要性を理解する事を目的とした学校でのCPR教育を始めました。最初の5年間ですでに5000人以上の学童、自動、生徒がこれを受講し大評判となっています。

学習指導要項

  1. 小学校の指導要項
    PDFダウンロード(124KB)
  2. 中学校の指導要項
    PDFダウンロード(168KB)
  3. 高等学校の指導要項

学年ごとの到達目標

学年や発達によって行えることは違います。とくに、胸部圧迫(心臓マッサージ)を正しく行える年齢としては、やはり、小学校高学年から中学生ぐらいの体格と体重が必要です。そこでわれわれは学年別の到達目標を作成しました。
また小学校高学年では協心臓マッサージが特に友人と力をあわせ人を助ける事。
中学校では正しく心肺蘇生法が出来ること(AEDを含む)
高校では心肺蘇生を正しく実施でき、かつ、人に指導できることを目標として、学年別の到達目標を作成しました。皆さんもこれに沿って心肺蘇生法を正しく実施できる様にしましょう。
また、これらの処置によって起こりうる心の傷(PTSD)にも注意して指学しましょう。

項目 小学校 低学年 小学校 中高学年 中学校 高等学校
危険の察知、119番通報
心停止の認識
胸首圧迫の実施
(必要に応じて人工呼吸)

(必要に応じて人工呼吸)
AEDの使用
いのちをささえる体のしくみ
ひとにCPRを教える      

必ずしも確実に実技で出来なくても良い 概要の導入
実技での確実な実施 知識の修得