多摩こどもまつりにおける救命事例

国士舘大学、JPTEK研究会(国士舘大学体育学部スポーツ医科学科)の学生ら6人が2006年5月4日、多摩市内のイベント会場で心肺停止状態になった70歳の男性を救命し、9日に東京消防庁から消防総監感謝状が贈られた。

同研究会は、5月3日から5日まで多摩センター駅南側地区で開かれた「多摩センターこどもまつり2006」の国士舘救急車の展示ブースおよび開催本部の救護活用に参加。
4日午後1時半すぎ、同地区のサンリオピューロランド前で列に並んでいた男性が倒れ、意識不明となった。消防職員とピューロランドの看護師が心肺停止状態を確認。会場で連絡を受けた同研究会メンバーが現場に駆けつけ、人工呼吸やAED(自動体外式除細動器)に使用、心臓マッサージを実施して下顎呼吸が出現した後、救急隊が到着した。男性は、日本医科大学附属多摩永山病院救命救急センターへと搬送され、翌日には意識を回復した。9日の贈呈式では、多摩消防署長から一人一人に感謝状が手渡された。

同研究会は、救急救命士を養成する事が可能な国士舘大学体育学部スポーツ医科学科の1年から4年生の学生で構成されるサークル。国士舘大学 田中秀治教授の指導のもと、JPTECやBLS、その他の救命に関する知識・技術の習得を目指し活動している。

今回は、同研究会が目指していたイベント会場でのMC体制を含む救急医療体制の重要性、そして現場での早期除細動が具現化された、消防職員との連携による救命の事例といえよう。